7MTT : CIFS ローカルユーザおよびグループ設定を移行する際のファイアウォールの問題の解決方法
に適用されます
7-Mode Transition Tool
説明
状況
7-Mode Transition Tool ( 7MTT )では、事前チェックの実行時に次のブロッキングエラーが報告されます。
- エラーコード: 26000
- エラータイプ:ブロッキングエラー
- エラー メッセージ:
The HTTP port of the 7-Mode Transition Tool server is blocked by the firewall or HTTP port is not opened for target SVM data LIFs. Therefore, 7-Mode Transition Tool cannot transition 7-Mode local users and groups configurations to the following SVMs.
- 対応処置:次のいずれかの対応処置を実行し、操作を再実行します。
指定した HTTP ポートがファイアウォールによってブロックされておらず、 HTTP ポートがターゲット SVM データ LIF に対して開かれていることを確認します。
CIFS ローカルユーザおよびグループの設定の移行は無視してください。CIFS ローカルユーザおよびグループの移行を無視する前に、影響を評価します。CIFS ローカルユーザおよびグループの設定の移行を無視する方法の詳細については、『 7-Mode Transition Tool Guide 』を参照してください。
原因
7-Mode Transition Tool サーバがインストールされている HTTP ポート(デフォルト: 8088 )は、ファイアウォールによってブロックされます。CIFS ローカルユーザおよびグループ( LUG )を 7-Mode からターゲット SVM に移行するには、このポートを開く必要があります。
7MTT は、 7 モードから CIFS ローカルユーザとグループを収集し、 7MTT サーバ上のテキストファイルにラグ情報を格納します。移行中、ターゲットクラスタはこのテキストファイルを 7MTT から読み取って、ターゲット SVM にラグ設定を適用します。したがって、 7MTT HTTP ポートがブロックされている場合、ターゲットクラスタはラグテキストファイルを読み取ることができず、その結果、ターゲット SVM にラグ設定を適用できなくなります。
注意:この事前チェックは、 7 モード移行ツールの 3.0 以降のバージョンからのみ実装されています。ただし、移行中に CIFS ローカルユーザとグループの移行に失敗した場合は、 HTTP ポートを許可する手順を実行できます。
また、バグ 952014 : AutoSupport トラフィックは、ストレージシステムが発信トラフィックにクラスタ間 LIF を選択すると中断されます