ONTAP 9でボリュームのセキュリティ形式をUNIXからNTFSに変更する方法
環境
ONTAP 9 以降
説明
この記事では、clustered Data ONTAPで既存のボリュームやqtreeのセキュリティ形式を変更し、NTFS権限をサブフォルダやファイルに適用する手順について説明します。
手順
- ボリューム/ qtreeのセキュリティ形式をNTFSに変更する
::>qtree modify -vserver vserver_name -volume volume_name -qtree "" -security-style ntfs
注:既存の権限は 削除されません。
- このコマンドを実行すると、DACLはボリューム/ qtreeパスに対してのみ表示されます。
- Windows Endで以下の手順を実行して、DACL情報をサブフォルダおよびファイルに伝播します。
- Windowsから共有にアクセスし、[プロパティ]の[セキュリティ]タブで[詳細設定]オプションに移動します。
- [Replace all child object permission entries with inheritable permission entries from this object]オプションをクリックし、[Apply]をクリックします。
注: 上記のオプションをクリックする前に、要件に基づいて親フォルダのDACLを追加または削除できます。