NTFS アクセス許可と共有アクセス許可の違いは何ですか。
環境
- ONTAP 9
- CIFS
回答
NTFSフォルダ/ファイルのアクセス権は、共有のアクセス権といくつかの点で異なります。
- 共有権限 は Common Internet File System Protocol (CIFS)共有に対して設定されます。
- これらはFiler上で設定され、 ネットワーク経由でCIFS共有にアクセスするユーザにのみ適用されます。
- 共有権限は、ストレージデバイスの管理者が設定します。
- NTFSフォルダ/ファイルレベルの権限には依存しません。
- NTFSフォルダ/ファイルレベルの権限 は、NetApp Filer(またはCIFS対応ストレージ・デバイス)に格納されている個 々 のファイルおよびフォルダに対して設定されます。
- これらの権限は、フォルダ/ファイルの所有者またはWindows管理者によって設定できます。
- これらの権限は、ユーザまたはグループのいずれかに適用できます。
- 権限 は累積され、 ユーザレベルとグループレベルで指定された権限の両方がアクセスの検証時に考慮されます。
- *最も制限の厳しい権限が適用されます。
- ユーザがCIFS共有上のフォルダ/ファイルへのアクセスを要求すると、まず共有権限がチェックされます。
- ユーザに共有レベルの権限に基づいたアクセス権がある場合は、フォルダ/ファイルレベルのNTFS権限がチェックされます。
- ユーザーにアクセス権がある場合は、ファイルやフォルダのデータがユーザーに提供されます。
- NTFSフォルダ/ファイルレベルの権限は、共有レベルの権限よりも厳しくすることを推奨します。