SMB 署名を有効にすると、どのような影響がありますか?
環境
- ONTAP 9
- SMB
- SMB署名
回答
- SMB セッションで SMB 署名を使用すると、 Windows クライアントとのすべての SMB 通信でパフォーマンスが低下し、クライアントとサーバ( SMB サーバを含む SVM を実行しているクラスタ上のノード)の両方に影響が及びます。
- パフォーマンスへの影響は、 CPU 使用率の増加としてクライアントとサーバの両方に表示されますが、ネットワークトラフィックの量は変わりません
追加情報
- SMB 署名は、設計上( WAN アクセラレータなど)、中間者として機能し、 SMB ネットワークトラフィックを変更するソリューションの一部に干渉する可能性があります
- SMB署名のパフォーマンスへの影響
- パフォーマンスへの影響が大きすぎる場合は、 ONTAP 9.7 以降の AES-NI 対応のストレージシステムではなく、 SMB 3 の暗号化を有効にすることを検討してください。