NDMPファイル履歴とは何ですか。また、どのように通信されますか。
環境
- ONTAP 9
 - NDMP
 
回答
- ファイル履歴は 
dump、エンジンを使用してNetAppストレージでホストされているボリュームのNetwork Data Management Protocol(NDMP;ネットワークデータ管理プロトコル)バックアップ中に生成される - ファイル履歴を使用すると、バックアップアプリケーションまたはデータ管理アプリケーション(DMA)で、バックアップ内のすべてのファイルのインデックスデータベースを構築できます。
 - このデータベースを使用すると、特定のファイルがどのバックアップに変更されたか、およびその他の有用なメタデータを含むバックアップを特定できます。
 - ファイル履歴を収集して保存する目的は次のとおりです。
- データをバックアップするための人間が判読できるユーザインターフェイスを提供
 - Direct Access Recovery(DAR)の基盤を提供します。DARを使用すると、DMAはバックアップ全体を経由せずに、テープ上のファイルやディレクトリに直接アクセスできます。これにより、ファイルおよびディレクトリのリカバリ処理が高速化されます。
 
 - ファイル履歴の伝達方法:
 
- バックアップ中、ONTAP 
dumpのプロセスによってバックアップのフェーズ3とフェーズ4でファイル履歴が生成されます。ダンプフェーズの詳細については、 「ネットワークデータ管理プロトコル(NDMP)ダンプフェーズ概要」を参照してください。 dumpONTAPで実行されているNDMPサーバにファイル履歴情報を伝達します。この通信は、バックアップを実行しているストレージコントローラの内部通信です。- ONTAPのNDMPサーバは、ネットワーク経由のNDMP制御接続を介して、ファイル履歴をバックアップアプリケーション/DMAに送信します。
 - バックアップアプリケーション/DMAは、ネットワークからファイル履歴を受信し、データを取り込み、ファイル履歴インデックスデータベースに書き込みます。
 
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