グループクォータは、 Linux システムから ONTAP Server 上の NFS では取得できません
に適用されます
ONTAP 9
問題
rquota (リモートクォータ)プロトコルのバージョン 2 は、もともと Sun が設計した rquota バージョン 1 プロトコルの拡張として、 Linux に実装されました クォータプロトコルのバージョン 2 の機能の 1 つに、ツリークォータに加えてリモート NFS デバイスでグループクォータを要求する機能があります。 ONTAP サーバでは、 rquota のバージョン 1 のみが実装され、バージョン 2 は実装されません。 つまり、 ONTAP サーバ上のリモート NFS デバイスに対して「 quota -g 」コマンドが Linux システムで発行されている場合、 NFS プロトコルを使用してグループまたはツリークォータをリモートでチェックできません。 その場合、出力やエラーメッセージは返されません。
Linux クライアントでのグループクォータの取得(失敗)の例
[root@Pim-rhel70 ~]# quota -g -f /mnt/svm1_vol1
クォータ: svm1 からクォータを取得中にエラーが発生しました。 root ( ID 0 ): Connection refused quota : svm1 からクォータを取得中にエラーが発生しました: /svm1 for root ( ID 0 ): Connection[root@Pim-rhel70 ~]#
[root@Pim-rhel70 ~]# quota --group -f /mnt/svm1_vol1
refused
Linux クライアントでのユーザクォータの取得(正常に完了)の例。
[root@Pim-rhel70 ~]# quota -f /mnt/svm1_vol1
ユーザ root ( uid 0 )のディスククォータ
:ファイルシステムがクォータ制限猶予ファイルクォータ制限猶予
svm1 : / svm1_vol1 0 179869180 179869180 1 4294967295[root@Pim-rhel70 ~]# quota --user -f /mnt/svm1_vol1
ディスククォータユーザ root ( uid 0 )
:ファイルシステムによってクォータ制限猶予ファイルクォータ制限猶予
svm1 : / svm1_vol1 0 179869180 179869180 1 4294967295