ONTAP 9 でのクライアント権限の問題のトラブルシューティング方法
に適用されます
- ONTAP 9
- clustered Data ONTAP 8
説明
- この資料は、 clustered Data ONTAP に固有のものです。この資料に記載されており、 Data ONTAP 7-Mode を実行している場合は、「 How to Troubleshoot Microsoft Client Permission issues on a NetApp 7-Mode Storage System 」を参照してください。
- 次の表に、クライアント権限のトラブルシューティングに使用できるツールを示します。ONTAP には、クライアント権限のトラブルシューティングに使用できる機能が各種備わっており、クライアント権限の問題のトラブルシューティングに最も効果的なツールは sectrace です。
機能 | サポートされる ONTAP のバージョン |
sectrace ( vserver security trace ) | 8.2+ |
NFS プロトコルのセクターレースのサポート | 9.3+ |
ONTAP System Manager のセキュリティトレース | 9.6+ |
Show-Effective 権限 | 9.2+ |
vserver security file-directory | 8.2+ |
SecD | 8.0+ |
クライアント権限のトラブルシューティングを行う前に、次の手順を実行します。
- Windows クライアントから、 vserver をホスト名で ping するか、 nslookup を使用して名前解決が成功したことを確認します。
- Windows クライアントで、 [ スタート ]>[ ファイル名を指定して実行
] の順に選択し、 SVM の「ルート」に接続します(共有名は指定しないでください)。例:\\Vserver_Name or \\Vserver_IPAddr
- 手順 1 のテストが失敗した場合は、次の手順を実行し
- この問題は名前解決の問題である可能性があり、事前に解決しておく必要があります。
- 手順 2 でテストに失敗した場合:
- この問題は認証の問題である可能性があるため、事前に解決する必要があります。
名前解決と認証が成功したことを確認したら、特定のバージョンの Data ONTAP で次の手順を実行します。