ONTAP でアグリゲートとボリュームの「ほぼフル」しきい値と「フル」しきい値を設定する方法
環境
ONTAP 9
説明
ボリュームのしきい値
- 「ボリュームがほぼフル」しきい値は、ボリュームがほぼフルであるとみなす割合を示します。このしきい値を超えると、 EMS 警告が生成されます。
- デフォルト値は95%です。
- このオプションの最大値は99%です。
- このしきい値を0に設定すると、ボリュームのスペースがほぼフルであることを示すアラートが無効になります。
- 「ボリュームがフル」しきい値は、ボリュームがフルであると判断される割合を示し、それを超えるとクリティカルな EMS エラーが生成される割合を示します。
- デフォルト値は98%です。
- このオプションの最大値は100%です。
- このしきい値を0に設定すると、ボリュームのスペースがフルであることを示すアラートが無効になります。
Netapp::> volume show -volume vol1 -fields space-nearly-full-threshold-percent,space-full-threshold-percent
vserver volume space-nearly-full-threshold-percent space-full-threshold-percent
------- ------ ----------------------------------- ----------------------------
svm1 vol1 95% 98%
アグリゲートのしきい値
- アグリゲートの「ほぼフル」のしきい値(%)
- (オプション)このパラメータは、アグリゲートがほぼフルであるとみなす割合を指定します。この値を超えると、EMS警告が生成されます。
- デフォルト値は95%です。
- このオプションの最大値は99%です。
- このしきい値を0に設定すると、アグリゲートのスペースがほぼフルになったときのアラートが無効になります。
- アグリゲートの「フル」のしきい値(%)
- (オプション)このパラメータは、アグリゲートがフルであるとみなす割合を指定します。この値を超えると、重大なEMSエラーが生成されます。
- デフォルト値は98%です。
- このオプションの最大値は100%です。
- このしきい値を0に設定すると、アグリゲートのスペースがフルになったときのアラートが無効になります。
Netapp::> aggr show -aggregate aggr1 -fields space-nearly-full-threshold-percent,space-full-threshold-percent
aggregate space-nearly-full-threshold-percent space-full-threshold-percent
--------- ----------------------------------- ----------------------------
aggr1 95% 98%