クラスタ間およびクラスタ内のボリュームSnapMirrorのTCP受信ウィンドウのバッファサイズを増やす方法
のとう
のとう
環境
- ONTAP 9
- clustered Data ONTAP 8
概要
クラスタ間およびクラスタ内SnapMirrorは、ctlopcp
という名前のネットワークサービスを使用します。
ctlopcp
サービスには 、クラスタ間接続とクラスタ内接続用に調整可能なTCP受信バッファウィンドウがあります。- クラスタ間TCP 受信バッファウィンドウのデフォルトは2MB、クラスタ内TCP受信バッファウィンドウのデフォルトは256KBです。
- TCP受信バッファウィンドウは、最大7 MBまで増やすことができます。また、256 KBまで減らすこともできます。
- クラスタ間TCP受信バッファウィンドウを大きくすると、大容量WAN接続を使用する場合の実効スループットが向上する可能性があります。
- ただし、レプリケーションに使用されるアクティブなTCPストリームの数が増加しているため、この処理は必要ない場合があります。
- 詳細については 、TR-4015のセクション2.4「TCP受信バッファサイズの変更方法」を参照してください。
- クラスタ間TCPは、デフォルトでバッファウィンドウの自動調整を受信します。
- TCPストリームあたり64KBから開始され、 クラスタ間レプリケーションに対応するために設定された最大値(デフォルトは2MB)まで拡張されます。
- 一度拡張すると、TCPストリームが開いている限り、受信バッファウィンドウは縮小されません。