テイクオーバー/ギブバック時にアグリゲートの再配置が実行されるNFS I/Oが停止する理由
環境
- ONTAP 9
- NFSv4.x
- NFSv3
回答
- NFSv4を介してクライアントにデータを提供するストレージシステムがテイクオーバー/ギブバックモードになっている場合、またはアグリゲートの再配置などの処理が実行された場合、I/Oが停止します。
- NFSv4.xはSMB / CIFSに似たステートフルプロトコルです。
- ステートフルプロトコルを使用しているときに接続しているインターフェイスを変更すると、短時間の停止が予想されます。
- 猶予期間中にアプリケーションがリカバリされることが予想される
- NFSv3を使用している場合にアグリゲートを別のノードに再配置すると、
locking.grace_lease_seconds
ノードレベルのオプションで指定した期間NLMロック再生が実行されるため、 NFSv3のアクセス にも影響します。