SnapCenter SQL インスタンスレベルのバックアップにより、意図しないストレージ Snapshot がトリガーされる
環境
- NetApp SnapCenter Server(6.x以降)
- Microsoft SQL Server向けSnapCenterプラグイン
- 仮想化されたSQL Server環境(VMware vSphere)
- 次のようなSQL Serverインスタンス:
- ユーザデータベースは、専用のSAN/NASデータボリューム(iSCSI / FC / NFS)上に存在します
- システムデータベース(master、model、msdb)は、OSドライブ(C:またはD:など)上に存在します
問題
SnapCenterがインスタンスレベルでSQL Serverを保護するように構成されている場合、バックアップジョブは、意図したデータベースデータボリュームだけでなく、仮想マシンOS/システムドライブをバックアップするストレージにもストレージスナップショットを作成する可能性があります。
この動作により、次のような結果が生じる可能性があります:
- 重複したバックアップスナップショット
- 共有データストア上の意図しないスナップショット
- スナップショット数の増加と、回避可能なストレージ消費
1つのSnapCenterインスタンスレベルのSQLバックアップにより、ONTAPボリュームにスナップショットが作成される可能性があります:
- ✅ SQL ユーザデータベースボリューム(想定)
- ✅ SQL ログボリューム(想定)
- ❌ OS / システムドライブをホストする共有 VM データストア(データベースバックアップの観点からは想定外)
影響:
- 共有VMwareデータストアでは、データベース中心のスナップショットにより容量使用率が急速に増加する可能性があります
- データストアの容量不足が、無関係な仮想マシンに影響を与えるリスク
- スナップショットの管理とクリーンアップのオーバーヘッドが増加