データ保証が有効なボリュームと iSCSI でパフォーマンスが低下します
環境
- コントローラファームウェア(SANtricity OS)11.40.x以降
- Data Assuranceが有効なiSCSIボリューム
- iSCSIイニシエータ
- コントローラ:
- E28xxまたはEF280(ベースボードiSCSIポートを使用)
- ホストインターフェイスカードのiSCSIポートを使用するE28xxまたはEF280(「HIC、E2800、16G FC / 10GbE、4ポート」として発注可能)
- E57xx(ベースボードiSCSIポートのみを使用)
問題
- Eシリーズコントローラファームウェア11.4x以降およびそれ以降のリリース(11.5xなど)では、 Data Assurance (DA;T10 PI)機能がE28xxおよびE57xx / EF57xのコントローラでiSCSIで使用できるようになりました。ボリュームではデフォルトで有効になっています。
- QLogic Hildaチップセットのハードウェア制限により、iSCSIボリュームでDAを有効にすると、原因読み取りシナリオでパフォーマンスが低下する可能性があります。このシナリオは、25GBチップセットには影響しません。
- DAが有効なiSCSIボリュームに対してiSCSIイニシエータを使用して問題から読み取りを行うと、DAが有効でないiSCSIボリュームと比較して読み取りパフォーマンスが低下することがあります。キュー深度が1の場合、パフォーマンスの低下が顕著になります。
- データストアの作成などの処理がタイムアウトしたり失敗したりすることがあります。
- VMware ESXiで実行されているVMで Eシリーズのボリュームデータストアを使用してフォルダを開くには、約1分かかることがあります。