Eシリーズドライブファームウェアパッケージの署名済みと未署名の両方に関する考慮事項
環境
- NetApp Eシリーズ
- 署名済みドライブファームウェアは11.80以降のSANtricity OSにのみ適用されます。
回答
- ファームウェアが署名されたドライブをファームウェアが署名されていないドライブに交換できますか。
- はい。署名済みと未署名が重要になるのはユーザがドライブファームウェアをアップグレードする場合のみです。
- 11.80 SANtricity OSを実行しているシステムでドライブファームウェアをアップグレードするときに、署名なしファームウェアを使用できますか。
- いいえ。11.80 SANtricity OS以降のアップグレードには署名済みドライブファームウェアが必要です。
- ドライブファームウェアの署名付きドライブと未署名ドライブをEシリーズシステムに共存させることはできますか。
- はい。署名済みと未署名が重要なのはユーザがドライブファームウェアをアップグレードするときだけであり、一度ドライブにファームウェアをアップグレードしても影響はありません。
追加情報
- 署名済みSANtricity OS(11.80以降)では、 SANtricityでドライブアップグレードのファームウェアを選択する際にのみ、署名済みドライブファームウェアが検証されます。
- ドライブファームウェアをサポートサイトからダウンロードすると、署名済みおよび未署名のファームウェアファイルが記載されたzipファイルがユーザに提供されます。システムの現在のSANtricity OSに応じて、どちらを使用するかをユーザが判断する必要があります。
- システムが11.80以上の場合は、 署名済みのファームウェアファイルを選択する必要があります。
- ユーザーが署名されていないファームウェアファイルを選択した場合、そのファイルは拒否されます。
- システムが11.80より前(11.75、11.53など)の場合は、 署名されていないファームウェアファイルを選択する必要があります。
- 署名済みのファームウェアファイルを選択すると、ファイルは拒否されます。
- システムが11.80以上の場合は、 署名済みのファームウェアファイルを選択する必要があります。
- ドライブファームウェアがすでにドライブに適用されている場合は、SANtricity OSリリースのドライブファームウェアファイルが署名されているかどうかは関係ありません。