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Eシリーズ:「ボリュームが優先パス上にありません」イベントのトラブルシューティング方法

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Public
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Category:
e-series-systems
Specialty:
esg
Last Updated:

環境

  • NetApp Eシリーズ
  • ボリュームが優先パス上にありません(VNOPP)

説明

  • Volume Not On Preferred Path(VNOPP)は、Recovery Guruのストレージおよびメジャーイベントログ(Event Type 4011)で確認される状態です。
  • この状況は、フェイルオーバーアラート遅延タイマー(デフォルトは5分)を超える期間、非優先コントローラがボリュームまたは複数のボリュームを所有していた場合に報告されます。
  • VNOPPは通常、次のいずれかによって発生しますが、これらに限定されません。
    • コントローラのリブート(パニック、手動リセット、Ancient IO、WDTOなど)。
    • ボリュームを所有するコントローラへの接続が存在しません。
    • ホストマッピングの設定が正しくありません。
    • ホストと所有コントローラの間のSANの接続の切断/不安定性(例:ケーブル不良、SFP不良、HBAポート不良、スイッチポートバウンス)
    • SANホストのマルチパスが正しく設定されていません。
    • アレイコントローラが不安定または動作不良です。
  • この記事では、VNOPPの原因を特定し、基盤となる問題を修正し(必要な場合)、ボリュームを優先所有者に再割り当てするための体系的なアプローチについて説明します。

警告

優先パス問題にないボリュームを修正するためにコントローラファームウェアをアップグレードしないでください。システムが安定していないときにアップグレードすると、システム停止などの予期しない動作が発生する可能性があります。

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