1つのC3132Qスイッチをアップグレードしたあとに、1つのクラスタネットワークポートがホームに戻らない
環境
- Cisco N3K-C3132Q-Vクラスタネットワークスイッチ(CNS)/ Nexus 3132Q-V / NX3132V
- Cisco Nexusオペレーティングシステム(NX-OS) のアップグレードとリファレンス構成ファイル(RCF) のクラスタHA構成-ブレークアウトRCF v1.8以降への更新
- 2つのクラスタスイッチを使用したノードあたり2つのクラスタLIF /ポートのケーブル接続
問題
- 1つのCNSをアップグレードしたあとに1つのクラスタネットワークポートがホームに戻らない
- クラスタLIFからのping時のパケット損失の合計
vifmgr: vifmgr.cluscheck.droppedall:alert]: Total packet loss when pinging from cluster lif Node1_clus1 (node Node1) to cluster lif Node2clus2 (node Node2).
- VIFMgrエラーが続く
vifmgr: vifmgr.dbase.checkerror:alert]: VIFMgr experienced an error verifying cluster database consistency. Some LIFs might not be hosted properly as a result.
vifmgr: vifmgr.startup.failover.err:alert]: VIFMgr encountered errors during startup. - 一方のノードの1つのクラスタネットワークポートだけが オンラインの場合、そのノードの複数のリングがオフラインになり(vifmgr、vldb、mgwd)、
CLUSTER NETWORK DEGRADED
エラーが発生します。 - ポートを手動でオフラインにし てクラスタLIFがホームポートを変更しても、エラーが解消されます。
- ケーブルの再装着/交換/スワップで問題が固定されない。
- スイッチ側のコントローラポートが適切に検出されている。
- 両方のスイッチのLIF間のクラスタネットワークpingはすべて失敗しますが、 同じスイッチに接続されているLIFに対しては機能します。