CONTAP-442238: テイクオーバー後に誤ったメールボックスドライブが使用される
問題
HAペアの一方のノードのTakeoverリブート後、テイクオーバーされたノードのCFOギブバックは成功しますが、リブートしたノードで選択された間違ったメールボックスディスクのためにHA-Takeoverが無効になります。SFOアグリゲートは、たとえばFabricpool用に設定されている場合など、ホームに戻れないことがあります。
その結果生じる症状は、たとえば次のようにさまざまです:
- storage failover takeoverは無効になっています
- CFO giveback後、「storage failover show」の「Node」または「Partner」でノードが空欄、不正、または不明なホスト名を報告します
- Hardware assistがバインドする正しいmgmt IPを選択できない場合があります
- Fabricpoolが利用できないcloud tierを報告し、これによりSFO giveback of data aggregatesが拒否されることもあります。同時に、CFO-givebackを経て誤ったメールボックスディスクが報告されたノードのクラウド階層の手動検証(object-store profiler)により、クラウド階層の接続が正常に機能していることが確認されます。