システム停止を回避するためのクラスタ管理インターフェイスのIPアドレスの変更方法

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Category:: ontap-9

Specialty:: CORE

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のとう

環境

ONTAP 9.8 以降

概要

本ドキュメントでは、クラスタ管理アクセスの中断を回避するために、新しいクラスタ管理インターフェイスを手順で段階的に作成する方法について説明します。

手順

警告

をSANストレージ上のデータベースノードおよびクラスタの管理IPを変更すると含む環境で、することがあるI/Oが中断、。LUN VPDの変更が原因でメンテナンス時間をスケジュールしてください

注：この手順では、新しいインターフェイスが元のインターフェイスと同じブロードキャストドメインにあることを前提としています。

クラスタ内の任意のノードにSSH経由でSP / BMCに接続し、「system console 」コマンドを入力します。
ONTAPにログインします。
最初に現在の設定を収集します。
1. 管理SVMは、クラスタ管理LIFのホストに使用します。

cluster1::>vserver show -type admin -fields vserver

vserver -------- cluster1

管理SVMのゲートウェイ情報を含むネットワークルートを表示します。

cluster1::>network route show -vserver cluster1

Vserver Destination Gateway Metric ------------------- --------------- --------------- ------ cluster1 0.0.0.0/0 10.10.10.1 20

現在のクラスタ管理LIFの詳細を表示します。

cluster1::>network interface show -vserver cluster1 -service-policy default-management -failover-policy broadcast-domain-wide -fields vserver,lif,address,netmask,home-node,home-port,broadcast-domain

vserver lif address netmask home-node home-port broadcast-domain -------- ------------ ------------ ------------- ----------- --------- ---------------- cluster1 cluster_mgmt 10.10.10.10 255.255.255.0 cluster1-01 e0a MGMT

新しいクラスタ管理LIFで新しいポートまたはVLANを使用する場合は、 [ブロードキャストドメインのポートの追加と削除（ONTAP 9.8以降）]の手順に従って、同じブロードキャストドメインにポートを追加します。
新しいクラスタ管理インターフェイスを作成します。

cluster1::>network interface create -vserver cluster1 -lif cluster_mgmt_new -service-policy default-management -failover-policy broadcast-domain-wide -address 10.20.20.20 -netmask 255.255.255.0 -home-node cluster1-01 -home-port e0c-100

新しいLIFで別のゲートウェイを使用している場合は、管理SVMの既存のルートを削除し、新しいルートを作成します。

cluster1::>network route delete -vserver cluster1 -destination 0.0.0.0/0 -gateway 10.10.10.1

cluster1::>network route create -vserver cluster1 -destination 0.0.0.0/0 -gateway 10.20.20.1

pingが可能で、新しく作成したクラスタ管理インターフェイスにフルアクセスできることを確認します。
確認したら、古いクラスタ管理インターフェイスをdown状態に変更します。

cluster1::>network interface modify -vserver cluster1 -lif cluster_mgmt -status-admin down

以前のクラスタ管理インターフェイスを削除します。

cluster1::>network interface delete -vserver cluster1 -lif cluster_mgmt

必要に応じて、新しいインターフェイスの名前を元の名前に変更します。

cluster1::>network interface rename -vserver cluster1 -lif cluster_mgmt_new -newname cluster_mgmt

手順4のリンクに従って、新しいクラスタ管理インターフェイスで使用できなくなったブロードキャストドメイン内の以前のポートをすべて削除します。