CONTAP-115704:9.13.1以降へのアップグレード後、1つ以上のノードの/tmp/ディレクトリが断続的に容量の100%に達し、vol0 inodeの使用量が永続的に増加する
問題
- この欠陥を検出するには、ユーザはsshと公開鍵を使用して認証する必要があります。
- SSH公開鍵認証セッション(自動スクリプトなど)の頻度が高いほど、この問題が発生する可能性が高くなります。
- この障害により、/tmp/の使用率が100%に達するまで孤立したinodeがノード/tmp/ディレクトリの下に残り、数分から数時間の間100%のままになり、最終的には約1~2%まで低下します。
- /tmp/が100%の使用率に達し、/tmp/が100%の使用率にある間にssh公開鍵認証が続行されると、問題は/mroot/etc/cluster_config/vserver/.vserver_*/config/auth.[0-9、a-z、A-Z]+に永続的なファイルが残されます。
結果のシグニチャは次のように変化します。
シリアルコンソールまたは仮想SP / BMCの「システムコンソール」を使用してONTAPにログインすると、次のようなエラーが表示されます。
SP MyCluster-01> system console
Type "exit" to log out of the console session.
Type Ctrl+D to return to the SP prompt.
SP-login: ad
pid 36994 (top), uid 0 inumber 20 on /tmp: filesystem full
pid 6889 (bash), uid 0 inumber 22 on /tmp: filesystem full
2.
Apply failed for Object: publickey_ui Method: baseline. Reason: Failed to generate fingerprint for the public key.
ようなエラーが発生します。3.公開鍵を使用したSSHログインはパスワード認証にフェイルバックされますが、ユーザがONTAPで設定されたssh公開鍵の横にパスワードを持っている場合は、パスワード認証も同時に機能します。
4.ONTAP EMSで次のようなエラーが表示されます。
1/2/2025 15:05:23 node1 NOTICE sshd.auth.loginDenied: message="Failed password for user from 192.168.1.1 port 31337 ssh2 "
1/2/2025 15:05:11 node1 NOTICE sshd.auth.loginDenied: message="Failed keyboard-interactive / pam for user from 192.168.1.1 port 31337 ssh2 "
5。ノードのルートボリューム(通常は「vol0」)では、消費されるinodeの数が永続的に長期にわたって増加しています。