同時にアクティブにできる vol move 処理の数
すべてのとおり
環境
- clustered Data ONTAP 8.3
- ONTAP 9
回答
- ボリューム移動ジョブは、同じノードまたはクラスタ内の別のノードで同時に実行できます。
- 一般に、同じコントローラで処理されるすべてのジョブは、使用可能なバックグラウンドリソースを共有します。このリソースもSnapMirrorなどの他のトラフィックと共有されます。
- vol moveレプリケーションは、クライアントのレイテンシが上昇しないように、初回転送時に自動的かつ透過的に調整されます。
- したがって、1つのノードで多数のボリューム移動ジョブを並行して開始しても、複数のバッチのボリューム移動ジョブが順次開始された場合よりも、vol movesが完了するまでの時間が短縮されない可能性があります。
- Data ONTAP 8.3およびONTAP 9では、自動および透過的なガバナがボリューム移動ジョブのキューを処理して規制するため、管理者は必要な数のジョブを個別に開始できます。
- 現在同時に実行されているすべてのvol moveジョブで、ソースアグリゲートとターゲットアグリゲートのどちらとして実行されているかに関係なく、各ノードが所有するアグリゲートへの参照数がカウンタに保持されます。
- 開始されたvol moveジョブに関連するノードのアグリゲート参照が8個以下の場合、すべてのジョブが中断されずに実行されます。
- 後続のvol moveジョブでそのノード上のアグリゲートに関する参照が追加された場合、ターゲットボリュームの作成後、実行中のいずれかのジョブが完了するまでセットアップフェーズで待機します。
追加情報
詳細については、『 Volume Express Guide 』の「 Volume Move Express Management 」 > 「 Volume Move Workflow 」 > 「 Planning the Method and timing of a Volume Move 」を参照してください