ONTAP 9でAutoSupportメッセージをNetAppに手動でアップロードする方法
環境
- ONTAP 9
- AutoSupport
概要
- 少数のユーザの場合は、ネットワーク接続の制限により、AutoSupportメッセージが自動的に送信されないことがあります。
- ただし、テクニカルサポートがシステム障害を効率的にトラブルシューティングしたり、Active IQを使用してシステムデータを表示したりするために、AutoSupportデータが必要になる場合があります。
- たとえば、Upgrade Advisorでは、レポートを作成する前にAutoSupportデータをアップロードする必要があります。
手順
収集オプション
既存のAutoSupportの収集
再送信または収集するAutoSupportメッセージのシーケンス番号を特定します。
::> system node autosupport history show -fields subject,generated-on -node <nodename>
必要なすべてのAutoSupportメッセージをルートボリューム内のローカルファイルに再転送して、アーカイブファイル形式(
.7z
)に変換します。
::>system node autosupport history retransmit -node <nodename> -seq-num ### -uri file:///mroot/etc/log/retransmit/body.7z
新しいAutoSupportの呼び出し
これにより、最新のコンテンツが提供されます。
::>system node autosupport invoke -node <nodename> -type all -message "invoke.all" -uri file:///mroot/etc/log/retransmit/body.7z
AutoSupportのアップロード
HTTPS Web SPIインターフェイスを使用してファイルをダウンロードする
https://<cluster_mgmt_IP>/spi/<node_name>/etc/log/retransmit/
Active IQ AutoSupportアップロード ページに移動し、
ボタンをクリックして、
.7z
ダウンロードした.7z ファイルを選択します。
注意:ファイル名には、アルファベットの.exが1文字以上含まれている必要があります。 a2000123456.7z
アップロード が完了すると、アップロードステータスが
Success
に変わります。
注:
- 一度に複数のファイルをアップロードする場合。ファイルには別の名前を付ける必要があります。
- 週末や処理のピーク時には、最大120分かかることがあります。