NAEを無効にするときに、-force-disable-encrypt-for-aggr-keyを使用しても安全ですか。
環境
- ONTAP 9
- NetApp Aggregate Encryption ( NAE )
- MetroCluster ( MCC )
回答
このパラメータは、NAEボリュームを含むアグリゲートのアグリゲートSnapshotがないことがわかった場合に、アグリゲートのNetApp Aggregate Encryption(NAE)を無効にできます。このパラメータをtrueに設定すると、アグリゲートのSnapshotチェックがスキップされ、NAEは無効になります。
MCCでは、アグリゲートSnapshotは常に1つだけ作成され、デフォルトでは5分ごとに削除されます(アグリゲートオプション「resyncsnaptime」をオンにして時刻パラメータを確認できます)。新しいSnapshotが作成されます。
アグリゲートをNAEからNVEに変換する場合は、アグリゲートのSnapshotにどのNAEボリュームのブロックも含まれていないことを確認する必要があります。したがって、最後のボリュームの変換が完了したあとは、アグリゲートSnapshotを更新しても5分以内にSyncMirror アグリゲートSnapshotにNAEボリュームブロックがなくなっていることが確認できます。
-force-disable-encrypt-with-aggr-key true
これで、アグリゲートからNAEを削除する際にオプションを安全に使用できます。
::> storage aggregate modify -aggregate aggregate_name -node node_name -force-disable-encrypt-with-aggr-key true
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