ノードのRDBサイトリストで使用される2つのIPアドレスは、同じクラスタスイッチActive IQ ウェルネスリスクに接続されています
環境
- ONTAP 9
- ノードに3つ以上のクラスタLIFがある
- 対象外:
- ONTAP Select
- Cloud Volumes
- 2ノードのスイッチレスクラスタ
リスクの概要
潜在的影響:
このリスクの影響を受けるクラスタでは、クラスタネットワークスイッチに障害が発生した場合やリブートされた場合に「Out of quorum」イベントが発生する可能性があります。 「クォーラム不足」イベントが発生すると、データアクセスが失われる可能性があります。
説明:
ノードに設定されたすべてのクラスタLIFが、両方のスイッチ間で均等に分散されている必要があります。 サイトリストIP設定が2つの異なるクラスタインターコネクトスイッチに接続されていない場合、ノードは クラスタインターコネクト経由で完全な冗長性を確保するように設定されません。
このリスクにより、ケーブル接続問題が特定されましたが、次の条件に 該当しません。
- ノード構成ごとに4つのクラスタネットワークインターフェイスの場合:
- クラスタインターコネクトスイッチ#1に接続されているポートに、2つのLIFがホームになっている必要があります。
- クラスタインターコネクトスイッチ#2に接続されているポートに、2つのLIFがホームになっている必要があります。
および
- ONTAPの各ノードのサイトリストテーブルに記載されている2つのクラスタインターフェイスは、別 々 のスイッチにあります。
例:
各ノードのサイトリストテーブルに表示されるクラスタネットワークインターフェイスは、2つのクラスタスイッチに均等に分散されます。