auto-givebackとauto-giveback-after-panicの違いは何ですか?
環境
- ONTAP 9
- ストレージフェイルオーバー
- auto-giveback
回答
- auto-giveback:
パートナーによってテイクオーバーされたノードが修復およびリブート後に自動的にギブバックする(通常動作に戻る)かどうかを制御します。
修復されたノードがブートすると、パートナー ノードがそのノードを検出し、自動ギブバック プロセスを開始します。
デフォルト設定:有効(true)。
パニックなどの障害が原因でテイクオーバーが発生した場合は該当しません。
- auto-giveback-after-panic:
パートナー ノードのパニック障害または同様の障害が原因でテイクオーバーが発生した場合にギブバック プロセスを自動的に開始するかどうかを制御します。
auto-givebackの設定とは無関係。
auto-givebackが無効(false)で、auto-giveback-after-panicが有効(true)の場合でも、パニック発生時にギブバックが自動的に実行されます。
- 手動テイクオーバー時の動作:
管理者が手動テイクオーバーを実行し、自動ギブバックが有効になっている場合、テイクオーバーされたノードが回復して指定した遅延時間が経過したあとにギブバック プロセスが自動的に開始されます。