Autonomous Ransomware Protection(ARP)を有効にする場合に必要なライセンス
環境
- ONTAP 9.10.1
- ONTAP 9.11.1以降
- 自律型ランサムウェア対策(ARP)
回答
ONTAP 9.10.1以降では、自律型ランサムウェア対策(ARP)機能でNAS(NFSおよびSMB)環境のワークロード分析を使用して、ランサムウェア攻撃の可能性がある異常なアクティビティをプロアクティブに検出し、警告します。
ARP機能は、次のライセンスでイネーブルになります。
ONTAPのリリース | ライセンス |
---|---|
ONTAP 9.11.1以降 |
ランサムウェア対策 |
ONTAP 9.10.1 |
MT_EK_MGMT(マルチテナントキー管理) |
ONTAP 9.11.1以降にアップグレードする際、システムでARPがすでに設定されている場合は、新しいランサムウェア対策ライセンスを購入する必要はありません。新しいARP設定の場合は、新しいライセンスが必要です。
ONTAP 9.11.1以降からONTAP 9.10.1にリバートする場合に、Anti-ransomwareライセンスでARPを有効にすると、警告メッセージが表示されるため、ARPの再設定が必要になることがあります。ARPのリバートについて説明します。
追加情報
ARPの設定については、 Autonomous Ransomware Protectionの概要を参照してください。