vol0 inodeの使用率が予期せず高く、永続的に増加している

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環境

ONTAP 9.13.1以降（CONTAP-115704の修正なし）
SSH公開鍵認証が使用されています。多くの場合、自動スクリプトからのSSHセッションが非常に頻繁に行われます。
ノードのルートボリューム（vol0）のinodeの枯渇または永続的な増加。
ノード/tmp/ディレクトリの容量が不足しています。

問題

/mroot/etc/cluster_config/vserver/.vserver_*/config/auth.[0-9,a-z,A-Z]+ に一致するファイルが原因でinode数が多くなっています。
CONTAP-115704（レガシーID 1595173）にはさまざまな症状が記載されています。そのうちの1つは、vol0 inodeの使用量が継続的に増加していることです。
次の例では、ノードMYCLUSTER-02は影響を受けません（最近クリーンアップされました）が、ノードMYCLUSTER-01は1200万個を超えるinodeに大きく影響しています。

MyCluster::*> node run -node * -command df -i vol0 2 entries were acted on.

Node: MyCluster-01 Filesystem iused ifree %iused Mounted on /vol/vol0/ 12330575 8920551 58% /vol/vol0/

Node: MyCluster-02 Filesystem iused ifree %iused Mounted on /vol/vol0/ 294533 20956593 1% /vol/vol0/

注：通常は両方のノードが影響を受けますが、その程度は、 SSHアクセスに使用されるLIFについて、ノード間でのLIFの配置に大きく依存します。

ルートボリュームのinode数が予期しない上限に達した場合、異なるサブシステムやプロセスで予期しない問題が発生する可能性があります。