ONTAP 9.5以降でnetstatを使用してネットワークの問題をトラブルシューティングする方法
環境
ONTAP 9.5以降概要
netstat
パケット損失や輻輳の問題を表示するためのONTAPの強力なコマンドになります。- これは、Wiresharkのネットワークトラフィックの表示に代わるものではありませんが、迅速なトラブルシューティングセッションに役立ちます。
- この記事の目的で使用される最初の列の用語:
列名 | 説明 |
---|---|
プロト | 「Protocol」の省略形。この列は、行がTCP、UDP、またはIPのいずれであるかを示します。 |
Recv-Q | "Receive Queue"(受信キュー)の略。TCPセッションの確立以降、TCPバッファからONTAPにプルされるのを待機しているバッファされたデータです。 |
送信-Q | 「Send Queue」(送信キュー)の略。TCPセッションの確立以降、外部アドレスによる確認を待機している未処理のバッファデータです。 |
再送信 | 「retransmit」の略語。TCPセッションの確立以降に再送信されたパケットの量です。 |
OOOrcv | "Out-of-order recieve"(アウトオブオーダー受信)の略。これは、TCPシーケンス番号でパケットがアウトオブオーダーになったときに、TCPセッションが確立されてからの回数です。 |
0 -ウィン | 「TCPゼロウィンドウ」の省略形。TCPゼロウィンドウ状態が発生したときに、TCPセッションが確立されてからの回数です。 |
ローカルアドレス | ONTAPのIPアドレス、ピリオド、ONTAPが使用するTCPポート番号 |
外部アドレス | 相手側のIPアドレス、ピリオド、TCP関係の相手側で使用されるTCPポート番号 |