CIFSアクセスベースの列挙を使用した場合のパフォーマンスへの影響
環境
- ONTAP 9
- CIFS
- アクセス ベース列挙(ABE)
問題
パフォーマンスの問題がアクセスベースの列挙に関連している場合、次の現象の一部またはすべてが発生する可能性があります。
- 1つ以上のCIFS共有でアクセスベースの列挙が有効になっている(必ず存在する必要があります)
- アクセスベースの列挙が有効なCIFS共有で非常に高いレイテンシが発生し、数百ミリ秒に達する可能性がある
- レビューの
qos statistics volume latency show
コマンドでは、レイテンシの大部分がData
列にあることが示されている - perfstatセクション「QoS Workload Report」のレビューでは、ワークロードのCPU_wafl_exemptで待機時間が発生しており、数百ミリ秒に達する可能性がある
- この共有には多くのユーザーがアクセスしている
- この共有にはファイル数が多い(数百万のファイル)