ONTAPアップグレード後の信頼されたDC検出によるsecd.ldap.noServers:EMERGENCY
環境
- ONTAP 9
- CIFS
- ドメイン信頼関係
問題
- ONTAPを修正されたリリースの CONTAP-79128にアップグレードしたあと:CIFS検出モード「site」では、デフォルトのサイトが常に信頼できるドメインコントローラの検出に使用されます。CIFS SVMのEMSは4時間ごとにログを記録します。
[node1: secd: secd.ldap.noServers:EMERGENCY]: None of the LDAP servers configured for Vserver (SVM1) are currently accessible via the network for LDAP service type (Service: LDAP (Active Directory), Operation: SiteDiscovery).
[node1: secd: secd.conn.auth.failure:notice]: Vserver (SVM1) could not make a connection over the network to server (ip <TrustedDC>, port 389). Error: Operation timed out (Service: LDAP (Active Directory), Operation: SiteDiscovery).
注: 信頼できるドメインコントローラのEMSエントリ。アップグレード前は、該当する ログエントリはありません。
A Kerberos pre-authentication failure occurred for SVM "svm_ZUSCUPxxST1xx" due to invalid credentials for ZUxCUPDAXxxx$@TAAAXxx01.LOCAL
- 信頼できるドメインで検出されたMS-LDAPサーバを使用できません。
::> vserver cifs domain discovered-servers show -vserver <svm>
- 解決策を開始する前に、以下のトラブルシューティング手順を実行できます。
- SVMと信頼できるDC間の通信を確保します。
- 信頼されたDCへのLDAPはファイアウォールなどによってブロックされません。
- DCSはLDAP要求に応答します。
- 指定した信頼できるドメインがすでに存在しない場合:
- 影響のない外観上のエラー
- 運用停止されたドメインの信頼関係をActive Directoryから削除してエラーを回避する
- SVMと信頼できるDC間の通信を確保します。