VMware ESXiまたはMicrosoft Hyper-VでONTAP LUNよりも多くの使用スペースが報告される理由
環境
- ONTAP 9
- VMware vSphere
- Microsoft Hyper-V
追加情報
説明
- スペース 論理 レポートを使用する と、スペース使用量を監視および管理に関連付けることができる
- メモリ バルーンドライバやスワップ ファイルなどの仮想マシン機能 により、空きスペースが確保されることがある
- [2][3] シン プロビジョニングされた データストア およびシンプロビジョニングされたストレージボリューム/ LUNで、シックプロビジョニングされたLazy Zeroed VMDKを使用してスペースが保証されない
VMwareの消費スペースの計算:プロビジョニング済みスペースの合計+テンプレート+ログファイルのサイズ+HA構成ファイル+スワップファイル+Snapshot +オフラインの ファイル または オフラインのVM(存在する場合)および シック プロビジョニング(Lazy Zeroed vmdk)
- vSphereはVMFSファイルシステムをLUNに書き込み、VMFSファイルシステム内の使用状況を管理しますが、NetAppは ブロックが書き込まれたかどうかのみを追跡します。
- VMFS上の仮想マシン(VM)の数仮想ディスク(VMDK)をVMに割り当てます。スペースをコミットするたびに、vSphereでは、そのスペースの一部(またはシックプロビジョニングされている場合はすべて)が消費されていることが確認され、使用済みとして報告されます。
- ONTAPでは、ブロックが実際に書き込まれるまで使用済みスペースは考慮されません。これは、VMDK上の仮想マシンのスワップファイルによって迅速に補完されます。通常、VMのスワップファイルはVMと同じデータストアに格納されます。
- VMがブートされた場合、vSphereはVMスワップのために、設定されたメモリから予約されたメモリを引いた量のストレージをコミットします。
例:
32GBを超えるメモリが設定されているVMを起動すると、データストア上の32GBのストレージが消費されます。24GBの予約を使用して32GBのメモリ用に構成されたVMの電源をオンにすると、データストア上の32~24=8GBのストレージが消費されます。
vSphereは、データストア上でこの量のストレージをコミットして「使用済み」とみなしますが、 データが スワップデバイスに書き込まれないため、ストレージの物理ブロック上のスペースは空になります。