ONTAP-365957:SMBワークロードが原因で特定のFlexGroupコンスティチュエントでinode /ディスク使用率が高くなっている
問題
FlexGroupは、SMBワークロード用のCIFS共有をホストしているFlexGroupコンスティチュエントにディレクトリ/ファイルを配置できます。これは、そのFlexGroupでディレクトリ名が一定に変更されている場合に発生します。その結果、そのコンスティチュエントだけで他のコンスティチュエントと比較してinodeおよびディスクの使用量が高くなります。その結果、その特定のコンスティチュエントにSMBワークロードが転送されてボトルネックが発生し、FlexGroupの他のコンスティチュエントに比べてレイテンシが非常に高くなります。
CIFS共有がFlexGroupのルートを参照している場合、inode /ディスクスペースは最初のコンスティチュエント0001にあります。CIFS共有がFlexGroup内のディレクトリを参照している場合、この高いinode /ディスクスペースは、CIFS共有で使用されるディレクトリパスの最後のコンポーネントをホストしているコンスティチュエント上にあります。