NDMPリストア・ログでのinomapキャッシュ・ヒットとキャッシュ・ミスとは何ですか
環境
ONTAP 9
回答
- NDMPリストアログには、VM inomap キャッシュのヒットとミスを示す行があります。
(VM inomap : Cache hits ( 56634222), Cache misses ( 14994008))
- inomapは 、バックアップイメージのinode番号を、データをリストアするファイルシステムのinode番号にマッピングします。
- キャッシュは、このマッピングプロセスを高速化するために使用されます。
- キャッシュヒット: 要求されたデータがキャッシュ内で検出された回数を示します。キャッシュヒット数が多いと、通常、必要なinode情報がキャッシュからすぐに利用できるため、リストアプロセスをより迅速に進めることができ、低速のディスクやテープメディアから読み取る必要がなくなります。
- キャッシュミス: 要求されたデータがキャッシュ内で見つからなかった回数。基盤となるストレージメディアからデータをフェッチする必要があります。キャッシュミスが発生すると、システムがinode情報をディスクまたはテープから取得する必要があるため、リストアプロセスの速度が低下することがあります。これは、キャッシュへのアクセスよりも遅いためです。
追加情報
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