CONTAP-118215:SMASの計画的フェイルオーバー後のIOの停止または高レイテンシ
問題
SnapMirror Active Sync(SMA)機能を使用している一部のONTAPシステムでは、別のSMA関係に対する計画的なフェイルオーバー処理のあとに、一部のSMAソースボリュームでI/Oが停止することがあります。これは20秒の範囲で突然高レイテンシになることもあります。
図
cg1_src ----cg1_dst
\-cg1_vol_src -----cg1_vol_dst cg2_dst cg2_dst cg2_dst
\-cg2_vol_src
--cg2_dst
SnapMirror
影響を受けるボリューム
- この障害はSMASボリュームに固有で、通常は計画的フェイルオーバーを実行中のCGのソースエンドポイントと同じ場所にある特定のボリュームに限定されます。
- SMAS以外のボリューム(SM-S関係やSM-Async関係のボリュームなど)には影響しません。
状況
- ユーザは、データの読み取りや書き込みのレイテンシが高いことに気付くことがあります。多くの場合、約20秒のレイテンシが一貫して発生します。