一時停止後の再開時に、パスの変更後にチェックポイントからSnapMirrorを再開できますか。
環境
- ONTAP 9
- SnapMirror
回答
- はい。一時停止後の再開時に、パス変更後のチェックポイントからSnapMirrorを再開できます。
- SnapMirrorの初期同期中に一時停止および再開すると、チェックポイントが生成されている場合は、その時点から再開されます。
- 通信パスが変更された場合でも、SnapMirrorはチェックポイントから再開できます。
- ただし、通信経路の変更により、設定の確認や調整が必要になる場合があります。
- 新しいパスに対して適切なネットワーク設定が行われていることを確認する必要があります。ここでは、適切なネットワーク設定とは、SnapMirror通信が正常に続行できるパスを指します。
- 通信パスを変更する場合は、以下の点を確認してください。
- ネットワーク接続の検証:
新しいネットワークパスが正しく接続されていることを確認します。pingコマンドまたはtracerouteコマンドを使用して、接続を確認します。
- ファイアウォール設定の確認:
新しいパスに必要なポートが開いていることを確認します。SnapMirrorは通常、ポートTCP 10000を使用します。
- ルーティング設定の検証:
新しいネットワークパスに適切なルーティング設定が設定されていることを確認します。これにより、データ転送が正しく実行されます。
- SnapMirror関係ステータスの検証:
ネットワーク設定を変更したら、SnapMirror showコマンドを使用してSnapMirror関係のステータスを確認します。設定が正しく適用されていることを確認します。
- テスト転送の実施:
設定を変更したら、テスト転送を実行してデータが正しく転送されていることを確認します。
追加情報
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