SnapMirror遅延時間の計算例を教えてください。
環境
- ONTAP 9
- SnapMirror
回答
- シナリオ1
ソース デスティネーション コントローラ: vol_1 コントローラ B : vol_1_mir
- スケジュールされたアップデートは午後 12 時に開始されます
- ソースボリュームで SnapMirror Snapshot が作成され、転送が開始されます
- 転送が完了するまでに 45 分かかります
- デスティネーションシステムの時刻は午後 12 時 46 分になります
- 転送は 1 分前に完了しました
手順5で測定した場合、遅延は46分になります。理由は次のとおりです。
- ソースでSnapshotが作成されてから46分が経過した
- Snapshotがデスティネーションに正常に転送されてから46分が経過しました
- 宛先では、 LAG は次の差を検出して計算されます。
- Snapshot 作成のタイムスタンプ
- デスティネーションストレージコントローラのクロックに基づく、デスティネーションの時刻
- デスティネーションまたはソースで時刻が正しく設定されていないと、遅延時間は正しくありません
- シナリオ2
プライマリ セカンダリ CIFS_SVM : vol_1 cifs_dr : vol_1_dr
- vol_1 の Snapshot ポリシーに基づいて、午後 5 時に Snapshot が作成されます
- Snapshot は、 snapmirror-label sv_daily を使用して作成されます
- 午前 1 時に、 sv_daily というラベルの Snapshot をレプリケートするようにスケジュール設定された SnapMirror 更新がトリガーされます
- 転送が完了するまでに 30 分かかります
このシナリオの遅延は8時間30分です。理由は次のとおりです。
- スケジュールされた SnapMirror 更新の時点で、 Snapshot が作成されて sv_daily というラベルが設定された 8 時間が経過しました
- ソースからデスティネーションに Snapshot を転送しました 30 分