ONTAP 9でタイムゾーン情報を更新する方法
環境
- ONTAP 9
概要
- ONTAPのすべてのバージョンは、タイムゾーン ルールの変更による影響を受けます。これらのルールは、グローバルな協定世界時(UTC)標準時へのローカル オフセット、および特定の地理的場所における夏時間(DST)の開始日時と終了日時に影響します。
- 政府当局が地域のタイムゾーン ルールに加えた変更は、Internet Assigned Numbers Authority(IANA)に報告されます。
- IANA は、変更を反映するために、年に数回、Time Zone Database ファイルの新しいバージョンをリリースします。
- NetAppはIANAリポジトリの更新を監視し、最新のファイルを自動的に取得します。これらのファイルはその後、ONTAPで必要な形式にコンパイルされます。
- ONTAPで使用されるタイムゾーン規則は、IANA Time Zone Databaseから派生したzoneinfoファイルと呼ばれる一連のバイナリファイルです。
- ファイルはバンドルにパッケージ化されてONTAPとともにインストールされ、NetAppサポートサイトに公開されます。
- ONTAPの各バージョンには、リリース時点で最新のバージョンのzoneinfoファイルが付属しています。
注:
- ストレージ システムが構成されている特定のタイムゾーンに変更が加えられ、その変更が新しいルールを含む新しいバージョンの ONTAP にストレージ システムをアップグレードする前に有効になる場合にのみ、ストレージ システムを新しい zoneinfo ファイルで手動で更新する必要があります。