Data ONTAP SAN環境では、スペース使用量はどのように管理されますか。
環境
- ONTAP 9
- SAN
- FlexPod
回答
ストレージレイヤ
- アグリゲートは物理ディスクスペースの集まりで、1つ以上のRAIDグループのコンテナです。
- 各アグリゲート内に1つ以上のFlexVolボリュームがある
- FlexVol は、アグリゲートで使用可能なスペースの一部として割り当てられます。iSCSI、FC、またはFCoEプロトコルで使用するLUNが1つ以上含まれている
- アグリゲートレベルのファイルシステムはONTAPおよびFlexVol WAFLファイルシステムでも維持されますが、LUNファイルシステムはSANクライアントOSでも維持されます。
- これにより、異なるレイヤーの空間を見るときに違いが生じる可能性があります。
例:Windowsクライアントでは、LUNにフォーマットされたNTFSファイルシステムが表示されますが、ONTAPではLUN内のデータのBlobのみが認識され、LUN、ボリューム、およびアグリゲートスペースが個別にレポートされます。
Storage Efficiency機能
「Storage Efficiency」を参照。
ボリュームのスペースギャランティの設定
「スペースギャランティ」を参照
アグリゲートでのスペース割り当て
スペースの使用に関する記事を参照LUNのSnapshot
記事How does a Snapshot of a LUN work?を参照してください。
LUNスペースリザベーションの目的
- LUN作成時にLUNと同じサイズのスペースを割り当てる方法
- LUNのサイズにSnapshotが作成されたときに、上書き(フラクショナルリザーブ)用にスペースをリザーブするには、次の手順を実行します。
Snapshotコピーリザーブを管理します。
「Snapshotコピーリザーブの管理」を参照
スペース不足
スペースが不足している場合にオプションを表示するには、「スペース使用量」を参照してください。
追加情報
スペースの再生
「フルになったアグリゲートでスペースを再生する方法」を参照してください。