ONTAP 9.6 以降ですべてのディスクを完全消去する方法
環境
- ONTAP 9.6 以降
- ディスク完全消去
- メンテナンス モード
- 該当しないもの:
- MetroCluster
- 自己暗号化ドライブ(SED)
説明
このガイドでは、 ONTAP 9.6 以降で接続されているすべてのディスクを完全消去する方法について説明します。
警告:この手順 はシステム上のすべてのデータを消去します。このプロセスのあとにリカバリ用手順 はありません。 |
注: 完全消去中は、ノードの電源をオフにしたり、ストレージの接続を切断したり、ターゲットディスクを取り外したりしないでください。
- ドライブファームウェアレベルを確認して最新レベルに更新してください。
- 完全消去のフォーマット フェーズで処理が中断された場合、ディスクを完全消去してスペア プールに戻せる状態にするには、フォーマット フェーズを再度開始して完了させる必要があります。
- 完全消去プロセスを中止
disk sanitize abort
する必要がある場合は、コマンドを使用します。 - 指定したディスクで完全消去のフォーマットフェーズが進行中の場合、そのフェーズが完了するまで処理は中止されません。
- ログ
/etc/log/sanitized_disks
とを/mroot/etc/log/sanitization.log
メンテナンスモードで使用することはできません。- ログでONTAPのノードシェルからの完全消去を検討する必要がある場合は、 ドキュメントガイド:Sanitize a disk