StorageGRID低オブジェクトデータストレージ- AutoSupportメッセージ

環境

NetApp StorageGRID

イベント サマリ

StorageGRIDから、オブジェクトデータの格納に使用できるスペースが少ないことを示すLowObjectDataStorageが報告されます。

検証

1. [Alerts] > [Current]を選択[Alerts]ページが表示されます。
2. アラートのテーブルで、 Low object data storage アラートグループを展開し（必要な場合）、表示するアラートを選択します。
3. ダイアログボックスの詳細を確認し、次の点に注意してください。
   • トリガーされた時間
   • サイトとノードの名前
   • このアラートの指標の現在の値
4. [Nodes] > [Storage Node]または[Site]>[Storage]を選択
5. [Storage Used - Object Data]グラフにカーソルを合わせます。次の値が表示されます。
   • 使用済み（%）：合計使用可能スペースのうち、オブジェクトデータに使用されている割合。
   • Used：オブジェクトデータに使用されている使用可能な合計スペースの量。
   • Replicated data：このノード、サイト、またはグリッド上でレプリケートされたオブジェクトデータの推定量。
   • イレイジャーコーディングデータ：このノード、サイト、またはグリッド上のイレイジャーコーディングオブジェクトデータの推定量。
   • Total：このノード、サイト、またはグリッドで使用可能なスペースの合計。[Used]の値は storagegrid_storage_utilization_data_bytes メトリックです。
6. グラフの上にある時間コントロールを選択すると、さまざまな期間のストレージ使用状況が表示されます。
   • ストレージの使用状況の推移を確認すると、アラートがトリガーされた前後のストレージ使用量を把握し、ノードの残りスペースがフルになるまでの推定時間に役立ちます。

解決策

1. できるだけ早く、拡張手順を実行してストレージ容量を追加してください。
   1. そのためには 、既存のストレージノードにストレージボリューム（LUN）を追加するか、新しいストレージノードを追加します。
2. 可能であれば、データをパージ/削除します。
3. StorageGRIDではレプリケートデータのリバランシングは実行できません。リバランシングできるのはイレイジャーコーディング（EC）データのみです。この手順は、手順1でストレージを追加したあとに必要になる場合があります。
   1. イレイジャーコーディングデータのリバランシングに関する考慮事項
   2. ストレージノード追加後のイレイジャーコーディングデータのリバランシング

追加情報

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