Cloud Manager Connector の概要
環境
Cloud Manager
回答
Cloud Manager の「コネクタ」はオーケストレータです。 お客様の環境内にあり、自身の VM 上で実行されます。 API を使用して、お客様の環境にネットアップのクラウドリソースを導入し、管理します。
コネクタの特徴:
- コネクタにはユーザデータは格納されません。 管理しているサービスのログが保存されます。 これらはトラブルシューティングに役立ちますが、ユーザデータには役立ちません。
- コネクタはユーザーデータをプルまたはプッシュしません。 たとえば、 Cloud Backup Service を使用している場合、コネクタはデータを自動的に取得してオブジェクトストレージにプッシュしません。単にバックアップの実行を呼び出し、データが ONTAP からオブジェクトストレージに直接渡されます。
コネクタに必要なもの:
- お客様の環境にネットアップのリソースを導入して管理する権限。 リンク
- お客様が管理を希望するリソースへのネットワーク接続。 たとえば、コネクタが 1 つのサブネットまたはリージョンにあり、リソースを別のサブネットまたはリージョンに配置する必要がある場合、コネクタはそれらのサブネットまたはリージョンに機能的なネットワークルーティングを行う必要があります。
- ネットワーク接続(ダークサイト環境の場合を除く)を基本的なエンドポイント(ネットワークアドレス)に接続して、ライセンス情報を取得し、 AutoSupport を送信し、 SaaS 機能を提供し、コネクタをアップグレードする。 リンク
- 特定のネットワークポートが開いている(インバウンドポートとアウトバウンドポートが別々になっている)。 リンク
一般的なコネクタ配置の問題:
- 要件にはお客様のインフラストラクチャの一部のコンポーネントしか含まれていないため、コネクタの導入に失敗した場合のトラブルシューティングを検討する場所はごくわずかです。 ネットワーク接続は最も一般的です。
追加情報
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