接続されていない / 未使用のネットワークポートについて、 Unified Manager が「 Port Status Down 」イベントを報告しないようにする方法
環境
- Active IQ Unified Manager(AIQUM)
- OnCommand Unified Manager(OCUM)
説明
- Active IQ Unified Managerは、リンクステータスが停止しているネットワークポートを検出すると
Port Status Down
、次のようなノードのイベントを報告します。
Port Status Down
リンクステータスが「停止」のときにUnified Managerでポートのイベントが報告されない- この記事では
Port Status Down
、ONTAPでポートを無効にすることで、意図的に切断された/使用されていないネットワークポートのイベントがUnified Managerから報告されないようにする方法について説明します。
手順
System Managerを使用
イーサネットポート
- [ネットワーク]、[イーサネットポート]の順に移動します。
- 未使用のポートを示すノードのセクションを展開します(赤いアイコンが表示されます)。
- ポートの下にある [有効化/無効化]オプションを左にスライドさせます。
- ポートアイコンが黒で表示されます。
FCポート(ONTAP 9.9.1以降が必要)
- [ネットワーク]、[FCポート]の順に移動します。
- 未使用のポートを示すノードのセクションを展開します(赤いアイコンが表示されます)。
- ポートの下にある [有効化/無効化]オプションを左にスライドさせます。
- ポートアイコンが黒で表示されます。
ONTAP CLIノシヨウ
イーサネットポート
- ONTAP CLIでのアドバンス・モードの有効化
set advanced
up-admin
ポートの現在のプロパティを確認します。
network port show -node -port -fields link, up-admin
Example: Cluster::*> network port show -node Node-01 -port e0b -fields link, up-admin
node port link up-admin
-------- ---- ---- --------
Node-01 e0b down true
up-admin
ポートの値をfalseに変更します。
network port modify -node -port -up-admin false
- ポートが管理上ディセーブルになっていることを確認します。
network port show -node -port -fields link, up-admin
- 将来ポートを使用/接続するには、
-up-admin true
network port modify -node -port -up-admin true
FCポート
- コマンドを実行して、ポートのadminステータスがupであり、link disconnectedであることを確認します。
::> fcp adapter show
- コマンドを実行して、ユーザ/システムによってポートの管理ステータスがdownで動作ステータスがoff-lineであることを確認します。
::*> net fcp adapter modify - node <nodename> -adapter <portname> admin down
- コマンドを実行して、ポートの管理ステータスがupであり、動作ステータスがLink not connectedであることを確認します。
::*> net fcp adapter modify - node <nodename> -adapter <portname> admin up
- このアクションプランの後、AQIUMのポートステータスを相互確認し、アップ状態である必要があります。