ONTAP の「統計ボリューム」と Active IQ Unified Manager の IOPS 値に違いがあるのはなぜですか。
に適用されます
- OnCommand Unified Manager ( OCUM )
- Active IQ Unified Manager ( AIQUM )
- ONTAP 9
回答
- ボリュームレイヤ( WAFL レイヤ)のサイズは最大 64kB です。
- プロトコル( LUN または CIFS / NFS の処理)のサイズは、処理サイズが大きい( 65KB から MB に拡張)ことがあります。
- 複数の操作が、プロトコルと WAFL 間で並行して 64kB 要求に分割されます。
- これは、 QoS ポリシーにも影響を与える可能性があります。
- QoS ポリシーはプロトコルレイヤの動作数に関係します。
例 : Microsoft SQL は、 1 つの LUN に対して 256KB のシーケンシャルリードでデータベースクエリを実行し、 4 つの 64kB WAFL 読み取りメッセージに変換します。
追加情報
- この 2 つを比較するには、次のコマンドを使用します。
Cluster::> set diag -c off; statistics start -object volume-vserver <SVM name> -instance <volume name> -node <node where data LIF is>
Cluster::> qos statistics volume performance show -vserver <SVM name> -volume <volume name>
- NetApp Harvest volume ビューには、 WAFL レイヤの指標(と同様
statistics start -object volume
)が表示されます。
例: Harvest と AIQUM からの IOPS のスクリーンショット