OTV / VSCのメモリ設定を9.12以降の拡張性とパフォーマンスに合わせて調整する方法
環境
VMware vSphere(OTV)9.12以降向けONTAPツール
説明
メモリ設定の調整:
- Virtual Storage Console(VSC)、VASA Provider(VP)、Storage Replication Adapter(SRA)仮想アプライアンスはVM(OVA)で実行され、その多くのプロセスにJavaを使用します。
- 大規模な環境では、Javaヒープメモリの設定を増やすことでパフォーマンスが向上する場合があります。
- 場合によっては、NetAppサポートが他のお客様にもこれらの設定を調整することを推奨することがあります。特定のプロセスに十分なメモリがないと、ユーザーインターフェイスやその他のアプリケーションタスクのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
- この記事は、 大規模な環境でJavaヒープメモリ設定をより詳細に追加する9.12以降のリリースを対象としています。
大規模スケールとは
- NetAppエンジニアリングは、これらの調整の恩恵を受ける可能性のある大規模な環境の指標として、これらのしきい値を提案しています。
- vSphere / ESXiホスト数:25以上
- データストア数:50以上
- LUN数(従来のデータストアLUNとVVOLプロトコルエンドポイントLUN *の両方):100以上
- NFSマウント(FlexVol Volume)数:100以上
* VVOLデータストアであるFlexVolボリュームごとに1つのPE LUNが作成されます。