StorageGRID 11.5 でレガシー準拠バケットを管理する方法
環境
StorageGrid 11.5
説明
- StorageGRID 11.5 の S3 オブジェクトロック機能は、以前のバージョンの StorageGRID で使用できた準拠機能に代わる機能です。
- S3 オブジェクトロック機能は Amazon S3 の要件に準拠しているため、独自の StorageGRID 準拠機能は廃止されています。この機能は、「従来のコンプライアンス機能」と呼ばれています。
- StorageGRID 11.5 にアップグレードする前にグリッドマネージャでグローバル準拠設定が有効になっていた場合は、 StorageGRID 11.5 にアップグレードすると次のようになります。
- Grid Manager で、新しいグローバルな S3 オブジェクトロック設定が有効になります。
- テナントで S3 オブジェクトのロックを有効にしたバケットを作成できるようにします。
- テナントは、引き続き既存のレガシー準拠バケットにオブジェクトを取り込むことができます。
- S3 オブジェクトのロックが有効になっているバケット内の S3 オブジェクトのロックオブジェクトと同様に、準拠 ILM ルールと ILM ポリシーは、従来の準拠バケット内のオブジェクトに対しても同じように機能します。
- テナント管理 API では、既存の従来の準拠バケットの準拠設定を引き続き管理できます。
- Grid Manager で、新しいグローバルな S3 オブジェクトロック設定が有効になります。
- 注[1]:レガシー準拠バケットを管理するその他のオプションについては、テクニカルサポートにお問い合わせください。
- この KB では、テナント管理 API を使用して次のタスクを実行する方法について説明します。
- 従来の準拠が有効になっている既存のバケットの保持期間を延長します。
- 従来の準拠が有効になっている既存のバケットのリーガルホールドを設定または解除します。
- 従来の準拠が有効になっている既存のバケットの自動削除設定を変更します。