QATまたはzlib圧縮をサポートするプラットフォームは、SnapMirrorおよびボリューム移動にどのような影響を与えますか。
環境
- QuickAssistテクノロジ(QAT)およびzlib圧縮をサポートするAFFおよびASA Aシリーズプラットフォーム
- A1K、A90、A70、A50、A30、A20
- SnapMirror
- ボリューム移動(
vol move
)
回答
ソース | デスティネーション | SnapMirrorの動作 | ボリューム移動の動作 |
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データ圧縮による削減効果はすべて維持されます。 |
データ圧縮による削減効果はすべて維持されます。 |
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zlibの圧縮による削減効果が、デスティネーションプラットフォームの標準の圧縮による削減効果に再フォーマットされる(TSSEをサポート) |
zlibの圧縮による削減効果がデスティネーションプラットフォームに再フォーマットされ、圧縮による削減効果が標準で適用される |
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zlibの圧縮による削減効果がデスティネーションプラットフォームに再フォーマットされ、圧縮による削減効果が標準で適用される |
N/A |
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圧縮によるすべての削減量はzlib圧縮による削減量として書き込まれる | 圧縮によるすべての削減量がzlibの圧縮による削減量に再フォーマットされる |
- 注:SnapMirrorデスティネーションで圧縮を明示的に有効にする必要はありません。その場合、SnapMirrorでネットワーク経由でStorage Efficiencyによる削減効果が維持されないことがあります。
- コマンドを使用してボリュームの圧縮アルゴリズムを確認します
::> volume efficiency show -fields state,compression-algorithm
特定の圧縮アルゴリズムが使用されていることを確認する前に、Storage Efficiencyが有効になっていることを確認してください
再フォーマット
- QAT(zlib)圧縮されたデータを非QATプラットフォームのネイティブ圧縮に再フォーマットすると、追加のオーバーヘッドが発生します。これにより、SnapMirrorとボリューム移動の両方について、レプリケーションのパフォーマンスにわずかな影響が生じる可能性があります。
- 非常に効率的なQAT/zlib圧縮アルゴリズムにより、 QAT以外のプラットフォームとの間でレプリケーションを行う場合、ソースボリュームとデスティネーションボリュームのサイズに大きな違いが生じる可能性があります。
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