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オプションip.ping_throttle.drop_level 0がシステム環境に与える影響を教えてください。

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Public
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Category:
ontap-9
Specialty:
CORE
Last Updated:

環境

  •  Data ONTAP 8 7-Mode    
  •  ONTAP 9
  • ICMP

回答

options ip.ping_throttle.drop_level 0システム環境にどのような影響を与えますか。
  • pingスロットリングメカニズムは、ICMPプロトコルに基づくDoS攻撃のリスクを軽減するために導入されました。
  • 既存のpingスロットリングメカニズムではoption ip.ping_throttle.drop_level オプションに格納された値を使用して、パケットをドロップする前に受け入れるパケットのしきい値を1秒間隔で取得します。
  • 現在、NetAppにはip.ping_throttle.drop_level を設定するための推奨値がありません。
  • デフォルト値は150です。値は大きい値に増やすことができます。
  • option ip.ping_throttle.drop_level 設定はクライアントごとではなく、すべてのクライアントに対して設定されます。最大制限は4294967295です。
  •   CIFSクライアントが多数ある環境でNetAppが推奨しないのは、しきい値を簡単に超えられるためです。
  • その結果 、CIFS クライアントは一時的にアプライアンスを使用できなくなります。
  •  ip.ping_throttle.drop_level  オプションを50~150に設定し、問題が発生した場合は増加します。
  • クライアントが1秒あたり16パケットを超えるパケットを送信できるようにするには、pingスロットリングを無効にします。次のコマンドを実行して、このオプションを無効にします。

options ip.ping_throttle.drop_level 0

  • ONTAP 9.3以降では、この新しいcluster-sellオプションに対応するノードシェルコマンドが廃止されました。

::> network tuning icmp

  • 現在の 設定を確認するには、::> network tuning icmp show
  • ICMP設定を変更するには、を実行します。 ::> network tuning icmp modify

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