ONTAP 9.6以降にアップグレードすると、「サービスポリシー」の名前が変わるのはなぜですか?
環境
- ONTAP 9.6 以降
- サービス ポリシー
回答
- これは想定される動作です。
- ONTAP 9.5から管理LIFとデータLIFのLIFサービスがサポートされるリリースにクラスタをアップグレードする場合、ONTAPでは、既存のLIFのロール、データプロトコル、ファイアウォールポリシーの設定をキャプチャするカスタムサービスポリシーの作成が必要になることがあります。
- アップグレード中に、プレフィックス
custom-data-
またはのcustom-management-
後にランダムな整数を使用して新しいサービスポリシーが作成されます。 - 「
network interface service-policy rename
」コマンドを使用すると、よりわかりやすい名前を適用できます。
- 例:
- アップグレードプロセスの一環として、アップグレードの前後に同じ接続を維持するために、httpsファイアウォールサービスはmanagement-httpsサービスポリシーサービスに変換されます。
- 各LIFの有効なサービスリストが処理され、この有効なサービスリストに一致するサービスポリシーが使用可能であることが確認されます。
- 該当するポリシーが見つからない場合は、該当するサービスを含む新しいカスタムポリシー が作成されてLIFに割り当てられます。
- 注:
ONTAP 9.7以降では、portmapファイアウォールサービスは廃止されています。代わりに、NFSサービスをサポートするすべてのLIFに対してportmapポートが自動的に開かれる
ため、NFSサービスの場合はdefault-data-filesのservice-policyが作成されます。
- アップグレードプロセスの最後に、ONTAPはLIFで参照されなくなったサービスポリシーを削除します。