AIQUM 9.7以降またはNSLMでワークロードのAQoSが有効になっており、予期しないレイテンシが発生する可能性があります
環境
- ONTAP 9.3 以降
- Active IQ Unified Manager(AIQUM)9.7 以降
- アダプティブQoS(AQoS)
- NetApp サービスレベルマネージャ(NSLM)1.2以降
- パフォーマンスサービスレベル(PSL)
- ワークロードはNSLMまたはAIQUMから作成
問題
- AQoSポリシーを手動で明示的に作成することなく、AQoSによってワークロードを調整できます。
- この想定外のAQoSポリシーがワークロードに適用されていると
QoS Min
、遅延センターのレイテンシが高くなる可能性があります。
例:
Cluster::> qos statistics volume latency show Workload ID Latency Network Cluster Data Disk QoS Max QoS Min NVRAM --------------- ------ ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ... vol1-wid21368 21368 879.73ms 283.00us 9.00us 498.00us 184.00us 0ms 877.99ms 216.00us vol2-wid19287 19287 736.25ms 401.00us 8.00us 734.00us 166.00us 0ms 734.91ms 199.00us
注:
- この高レイテンシは、新しい QoS下限v2の動作に関連している可能性があります。「ONTAP 9.7へのアップグレード後の最小QoSによるレイテンシの増加」を参照してください。
- ただし、このKBでは主に、AIQUM / NSLMによる予期しないAQoSポリシー設定が原因で発生する結果に焦点を当てています。