ONTAP 9 では、ワークロードの読み取りソースをどのように特定しますか?
環境
- ONTAP 9
- Cloud Volume ONTAP 9
回答
workload_volume
CMオブジェクトには、read_io_type
読み取りのソースを識別するために使用できるというカウンタがあります。- コマンドを使用して出力を取得します。
Cluster::> set -privilege diagnostic
Cluster::*> statistics start -object workload_volume -counter read_io_type
Cluster::*> statistics show
Cluster::*> statistics stop
- 以下に、すべての読み取りソースを示します。
カウンタ | 説明 |
---|---|
read_io_type.cache |
システムRAMからの読み取り |
read_io_type.pmem |
永続的メモリからの読み取り |
read_io_type.ext_cache |
Flash Cacheからの読み取り |
read_io_type.disk |
HDDアグリゲートからの読み取り |
read_io_type.bamboo_ssd |
SSDアグリゲートからの読み取り |
read_io_type.hya_hdd |
Flash Pool HDD RAIDグループからの読み取り |
read_io_type.hya_cache |
Flash Pool SSD RAIDグループからの読み取り |
read_io_type.hya_non_cache |
未使用 |
read_io_type.cloud |
複合アグリゲートからの読み取り(FabricPoolのコールド階層) |
read_io_type.fc_miss |
FlexCacheオリジンからの読み取りと、リモートFGメンバーのようなリモート読み出し (キャッシュルックアップの失敗) |
read_io_type.cloud_s2c |
FabricPool以外のクラウド読み取り(SnapMirrorからCloud解決策へのリストアなど) |