重複排除の変更ログはどのように機能しますか。
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- clustered-data-ontap-8<a>翻訳の場合</a>
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- CORE
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環境
- clustered Data ONTAP
- 重複排除と圧縮
回答
- 変更ログには、データブロックに対する変更が記録されます。重複排除が開始されると、Data ONTAPは変更ログを参照してデータを重複排除し、重複排除プロセスが完了すると変更ログをクリアします。
- 変更ログには、ブロックの変更レコードを最大8TBまで保持できます。
- この最大サイズは変更できません。
- 変更ログのサイズが64GBの場合、変更ログの新規書き込みは、ボリュームに8TB相当のデータが書き込まれるまで継続されます。
8TBのユーザデータ= 2147483648個のボリューム内のデータブロック(ブロックサイズあたり4k)
フィンガープリントサイズ= 32バイト
したがって、サポートされる変更ログサイズの合計= 2147483648 * 32バイト= 64GB
- この制限を超えると、Data ONTAPは 変更ログへの変更の書き込みを停止し、次のメッセージをsyslogに書き込みます。
Thu Mar 25 04:54:39 GMT [nss-u55/nss-u56: sis.changelog.full:warning]:Change logging metafile on volume [host][vol] is full and can not hold any more fingerprint entries.
現在の使用状況を確認するには、該当するコマンドを使用します。
7-Modeの場合:
[Run sis status -l
Last Operation Size] と[Changelog Usage] に現在のステータスが表示されます。
clustered Data ONTAPの場合:
::volume efficiency show -vserver -volume
重複排除プロセスを開始し、変更ログをクリアするには 、次の該当するコマンドを使用します。
7-Modeの場合:
sis start
コマンドは、重複排除プロセスを開始し、変更ログをクリアします。- ただし、
sis start
コマンドだけを実行して も 、変更ログがいっぱいになっても、変更されたブロックは処理されません。そのため、sis start -s
この場合は、コマンドを実行してすべてのデータを重複排除します。
clustered Data ONTAPの場合:
::>volume efficiency start -vserver <vserver name> -volume <vol name>
::>volume efficiency start -vserver <vserver name> -volume <vol name> -scan-old-data true
追加情報
TR-3966 :『NetAppデータ圧縮機能と重複排除機能導入および実装ガイドclustered Data ONTAP』