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ElementのblockSpaceしきい値の計算方法

Views:
50
Visibility:
Public
Votes:
3
Category:
element-software
Specialty:
solidfire
Last Updated:

 

環境

  • NetApp Elementソフトウェア
  • NetApp HCIストレージノード

回答

BlockSpaceしきい値は、次の式に基づいて計算されます。

  • 合計ブロック容量-(最大ノード容量+総ブロック容量の3%)=クラスタエラーしきい値
  • クラスタエラーしきい値/ブロックの合計容量=システムがエラーメッセージを生成する割合

追加情報

  • ブロック容量は API呼び出し GetClusterCapacity の取得され、maxUsedSpace
  • この情報は 、ノードタイプごとの物理容量(SolidFireノードとHシリーズノードのブロックおよびメタデータの物理容量)で確認できます。

SF9605ノードが5つある場合の例:

  • SF9605ノードの合計ブロック容量(5 x 8、640GB)= 43、200GB
  • 最大ノード容量 = 8,640GB
  • 総ブロック容量の3%(43、200GB x 0.03)= 1、296GB
  • これらの値を式に適用すると、次の結果が得られます。
    • 合計ブロック容量-(最大ノード容量+総ブロック容量の3%)=クラスタエラーしきい値
    • クラスタエラーしきい値/ブロックの合計容量=システムがエラーメッセージを生成する割合 
      • 43、200 -(8、640 + 1、296)= 33、264
      • 33、264 / 43、200 = 0.77(77%)

上記の例の結果を次のように解釈します。

  •  クラスタが77%(33、264GB)フルになると、BlockClusterFull エラーコードが表示されます。
  • デフォルトでは、計算されたError重大度よりも3%低い値でWarning重大度メッセージが生成されます。
    • この例では、クラスタが74%フルになるとWarning重大度が生成されます。
  • 74%のしきい値に達する前に警告重大度メッセージで通知するには、次の手順を実行します。
    • [Cluster]>[Settings]>[Cluster  Full Settings]でしきい値と必要な値を指定します。 
  • 例:
    • エラーの重大度(77%)を10%下回る警告メッセージを受信するには、次の手順を実行します。
      • Raise a warning alert when _ % capacity remains before Helix could not recover  フィールドに10と入力します。
      • クラスタの67%がフルになると、Warning重大度アラートが生成されます

 

クラスタフルレベルの把握

 

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